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模型撮影に一眼レフよりもコンデジを選ぶべき理由

日経トレンディ8月号に「マニア・達人に学ぶ撮影の秘技」との記事が載っています。

鉄道、模型、ペット、工場夜景など、その道のプロによるテクニックが紹介されています。

マニア・達人に学ぶ撮影の秘技〈撮り鉄モデラー、航空機ファン、ペット愛好家…〉

日経トレンディ 2014/08月号(2014/7/4 発売)
【画像を見る】

模型撮影の項に興味深い指摘があります。

フルサイズ一眼は模型撮影に向かない 被写界深度の調整でリアル感を向上

日経トレンディ 2014/08月号

■「キレイなボケ」が売りの一眼レフ

プラモデルや人形など、実際のサイズより小さなサイズの模型を撮影する場合、一眼レフよりコンパクトカメラの方が向いている場合があると記事は指摘します。

一眼レフの売りとして、よく「キレイなボケ」が挙げられます。ボケには、うまく利用すれば対象を際立たせた印象深い写真を撮ることができるというメリットがあります。

また、最近ではボケを強調してミニチュア風に撮影した写真も多く見られます。

人間の眼は写真から様々な情報を得ます。経験に反してピントの合っている領域が狭い写真を見ると、対象物が小さいものであると認識してしまうのです。

一方、コンパクトカメラはピントの合う範囲が一眼レフよりも広いためボケが少なく、そのような表現は困難です。

■模型撮影では「キレイなボケ」が邪魔になる

模型撮影の場合、一眼レフの特徴である「キレイなボケ」がリアリティを損なう場合があると記事は指摘します。

一般的に、小さなものの撮影では対象全体にピントを合わせることは困難です。そのため、実際のサイズより小さなものを撮影する模型撮影では、実物に比べてピントの合う範囲が狭くなりがちです。

我々の眼はそこで生じるボケによって、対象を小さなものだと認識してしまいます。そのため「車の写真」ではなく「車の模型の写真」としてそれを見てしまい、リアリティが損なわれるのです。

このように、模型撮影ではピントの合う範囲が広いコンパクトカメラの方が、一眼レフよりもリアルな写真を撮ることができます。

一眼レフの綺麗な画質は魅力的ですが、対象によっては向き不向きがあるということは覚えておくべきかもしれませんね。



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