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辛いものが“病みつき”になる理由は痛みにあった!

BRUTUS 8月1日号の特集は「辛いから。旨いから。」

辛いから。旨いから。

BRUTUS 2014/08/01日号(2014/7/15 発売)
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夏と言えば辛い食べ物。カレーに麻婆豆腐に担担麺。辛くて熱いのになぜかやめられません。

暑くなってくると食欲も落ちてしまいがち。しかし、そんな時でも辛いものなら食べられるものです。

食べている間は身体が熱気を帯びて汗が止まりませんが、食べ終わった後にはその汗が蒸発して心地よい涼しさを感じます。

辛い食べ物は食欲減退と体温調節にも効果的なのです。

■辛いものが“病みつき”になる理由

辛いものが病みつきになるのには理由があります。

誌面によれば、それには人体の持つ痛覚の機能が関わっているのだとか。

よく、唐辛子たっぷりの料理を食べて、「痛い!」と表現する人がいるが、それはまさに言い得て妙。辛味は、味ではなく、痛みなのだ。そして、痛みを感じると、それを抑えようとして、β-エンドルフィンが出る。

BRUTUS 2014/08/01日号

辛いものを食べると、刺されるような痛みを感じることがあります。この痛みを抑えるために、β-エンドルフィンという神経伝達物質が脳内で分泌されるのです。

このβ-エンドルフィンには鎮痛作用の他、多幸感をもたらす働きもあります。β-エンドルフィンは性行為の際にも分泌されます。

痛みには慣れがあります。辛さからくる痛みに慣れてくると、多幸感の影響が強くなります。これが辛いものに対する“病みつき”という状態なのです。

■「ハバネロ」「ブート・ジョロキア」より辛い唐辛子「キャロライナ・リーパー」

辛さの源と言えば唐辛子が有名です。唐辛子には様々な品種があります。ハバネロハラペーニョといった唐辛子をご存知の方もいるでしょう。

2007年に世界一辛いとギネスに認定されたのが「ブート・ジョロキア」。辛さを表すスコヴィル値は100万SHU。ハバネロスコヴィル値が35万SHUなので、3倍近い辛さを持つことがわかります。

その後、2011年にはハバネロの4倍、150万SHUの辛さを持つ「トリニダードスコーピオン・ブッチ・テイラー」が発見されます。

しかし辛さを求める人の探究心は留まるところを知りません。

2013年、現在世界最高の辛さを持つ唐辛子「キャロライナ・リーパー」が登場します。キャロライナ・リーパーのスコヴィル値は300万SHU。一口で目がかすみ、手の震えが止まらなくなるのだとか。

辛いものの魅力は人を引き付けて止みませんが、度が過ぎると身体に害をもたらすこともあります。

英南部ホーブで激辛ハンバーガーを取材した記者2人が、あまりの辛さに相次ぎ病院に運ばれた。英メディアが伝えた。

 記者の1人は、ひとかじりすると腹に激痛、手にしびれ、足に震えが起き、白目をむき救急車へ。もう1人も間もなく後を追った。

激辛バーガー試食の記者2人、激痛 白目むき病院搬送 - MSN産経ニュース:

くれぐれも無理はしないようにしましょうね。



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